テンプレートはウケない

就職時には必ず面接があります。面接では必ず、志望動機を聞かれることになります。最近は、システムエンジニアを目指す方も増えて、そのための志望動機の例などが公開されていますが、多くの方がそれをそのまま使ってしまい、多くの志望動機の例はテンプレートになってしまっています。

当然の事ながら、志望動機が同じ人間がいれば、使える方を雇おうと考えます。
ということは、志望動機でも他人に差を付けて行かなければ、就職は難しいのです。
なぜこのようなテンプレートが蔓延しているかというと、システムエンジニアを目指す多くの方は、理系の方が多いため文章を考えるのが苦手だからです。
文章を考えるのが苦手なのは、人間全員が同じことなので、そこを気にする必要はありません。

私も文章を考えるのは、とても苦手ですが、考え方ひとつで自分だけの志望動機を思いつく方法を知っています。システムエンジニアに多い志望動機は「昔からの夢だった」や「社会に貢献したい」などです。しかし、自分が本当にそう思っているのかという志望動機の根本を今一度思い返していただかなければなりません。

実は、ほとんどの人は「自分でも出来そう」とか「こういうことがやってみたかった」という理由が多いはずです。勿論、社会に貢献したり、昔からの夢だったという人も多いです。文章を考えるのが苦手な人に多いのが、細かい部分を抜いてしまうことです。
例えば、昔からの夢だったとして、「何がしたいのか」が抜けてしまってはいないでしょうか。そこが抜けてしまうと、折角の志望動機もただの薄っぺらい言葉にしか聞こえてきません。

「何がしたい」「何が出来る」という自分の考えをくるめることで、その志望動機はあなた自身の物になっていくのです。その部分をより細く鋭くしていくことで、志望動機で落とされることはまずありません。この考え方を知らない人は多く、そういった人はテンプレートを使いまわすことしかしませんので、大きな差をつけることが確実にできるのです。

また、自分の考え方がハッキリとしている志望動機は、それだけであなたが考えられる人間だということを相手に印象付けることができ、信頼も勝ち取りやすくなるのです。細かい志望動機を考えて、テンプレートの部分をそぎ落としていってください。単純作業で、あなたの志望動機は頼れる相棒になるのです。まずは、しっかりとシステムエンジニアのことを理解し、自分の言葉で語れるように準備をすることが大事です。

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