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夢だったから

どのタイプの履歴書にも、「志望動機」を記入すべき欄が必ずあります。そして、皆そこにどんな内容を書こうかと、苦心する場合が多いのです。

なぜならば、夢であることに理由をつけるということはなかなか難しいからです。
夢というのはそれこそ一種の衝動的な理由で、ただ漠然となりたいと思っているからこそ、言葉にした時に難しいことだからです。
そういう時には無理矢理にでも何かしらの理由付けをしなければなりませんが、それだとどうしても矛盾する点があったり、ちぐはぐな志望動機になってしまいがちです。

今回はシステムエンジニアに限った話ではなくなってくるので、もしもシステムエンジニアを目指している人以外にも参考にしてくれる方が居れば幸いに思います。まず、解決策としては無理やり付けるのは得策ではないと理解することです。そのことを理解していると、頭で考えている文章が「これは違うな」とすぐに分かってしまいます。
もちろん、すでに書いちゃったという方も、それを少し改変していけばいいだけの話です。

夢を志望動機にする場合は、それだけの情熱を相手に示すしかありません。これは単純にいいことだけを書いとけという人よりも根気のいる作業になってきます。
簡単な方法としては、その夢を目指すために自分がどれだけ努力をしてきたのかということを書けばいいのです。
例えばシステムエンジニアであるならばどんな勉強をどれくらいやったかや、必要な資格を何個も取ったエピソードなどがふさわしいかと思います。絶対にしてはいけないのは、昔からの夢だったからという言葉で終わらせると象徴的すぎて好印象を与えるのは難しいです。なるべく具体的なことを書いて、自分の夢にどれだけの情熱があるかを相手に伝えることが必要だと言えるでしょう。